私は3年間ほど、韓国語を習っていました。きっかけは仕事で韓国に出張へ行き、なんだかよくわからないハングル文字が読めたら楽しいだろうな、という興味からでした。
自宅から通えそうな韓国語教室をインターネットで探して入会し、週に1回通っていましたよ。
韓国語初心者だった私の勉強法は、韓国人の先生から直接対面のマンツーマンレッスンを受けていたので、レベルに合わせテキストで文法を学び、覚えた単語を使って会話をするのが効果的でした!
今では市場での買い付け業務に支障ないくらいの韓国語で、日常会話ができるくらいまでマスターすることができましたよ。
私がどんな風に勉強をして韓国語初心者から日常会話習得までできたのか、どんなことに気をつけて勉強していけば良いのか実体験を基にお伝えします!
私が韓国語初心者から脱出できた時に使っていた本と勉強法はコレ!
私が韓国語を学習するにあたって、基礎的な部分はカナタKOREANで全て学んでいました。
教科書以外にハングル検定やTOPIKのテキストも持っていますが、それだけでは話したい日常会話の韓国語は話せるようにならないなと感じていました。
だって韓国ドラマを見ていると、もっと砕けた言い方で話をしていることが多いですよね?

私が韓国語の勉強本を選ぶ基準は、教科書には乗っていない表現が書かれてるかどうかで選んでいます。
クチコミで評判の良い本も買いましたが、私は実際に本の中身を確認して自分の勉強したい内容にあっているかを確認したかったので、数ヶ月に1度は大きい書店へ行って探していましたよ。
これから紹介する本は新しくはないものの、今も販売され続けている本です。
私が購入した頃には現物の本やCD付きでの販売しかありませんでしたが、最近は電子書籍化もされているので今ずぐゲットできますし、長く愛されている本ですので、参考にしてみてくださいね!
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1、韓国語パンマル便利帳
パンマルとは韓国語のため口という意味です。ドラマなどではこのような表現の方が多いかもしれませんね。
私が韓国語を話す相手は、韓国語の先生や会社の取引先の人なのでパンマルを使う機会は全くありません。
しかし韓国の街中で聞こえてくるのもパンマルが多いです。

シチュエーションごとに例文が分かれていて、韓国語の下にカタカナで発音が書いてあるので参考にしながら文章を読むこともできますよ。とはいえ最初はスムーズに発音するのが難しいので何度も復唱してみてくださいね。
私はパンマルを勉強してドラマを見ると、この表現知ってる!と思うことが多く、一部分でも字幕なしで理解できたときは嬉しかったです。
2、韓国語似ている動詞使い分けブック
日本語でも同じ言葉で違う意味の言葉があるように、韓国語にもあります。しっかり覚えるのは難しいですが、イラストと例文もわかりやすく、覚えやすい構成になっていますよ。
各動詞の説明ごとに練習問題もあり、同じ意味の韓国語を考えていくのはかなり勉強になります。
同じ単語でも使い方を間違うと違う意味に聞こえてしまうこともありますので、この本でしっかりと使い方をマスターしていきましょう。
3 、韓国語学習ジャーナルhana
韓国語を勉強していく中で私が興味を惹くものは、韓国人はどんな習慣があるのか?どんな考え方をしているか?など日本人との違いは何かを知っていくのはとても興味深く感じました。
韓国人の先生も教えてくれましたが、韓国語学習ジャーナルhanaはまた違った角度で、韓国人の生活習慣や日常なども知ることができましたよ。

3ヶ月に1度くらいのペースで新しい本が発売されるので、飽きることなく新しい話題を取り入れた勉強もできるんですよ。
韓国語は難しい?初心者の単語と会話の覚え方
単語の覚え方
私が単語を覚えるときには、ノートに単語を書き、韓国語のページと日本語のページを作り自分で問題を出して何度も繰り返し見て覚えていました。
単語帳を使用して覚えたこともありましたが一枚一枚の紙に書く手間が面倒だったり、単語帳にセット出来る用紙の枚数も少ないので、すぐにやめてしまいました。
他には単語集の本も私には効果的でした。
自分で単語を書くことも勉強になりますが、書いてもしっかり覚えていられるわけではないので、単語を覚えることだけに専念したい人は、単語の本を繰り返し見て覚えるのもいいと思います。
マーカーなどで色をつけ、赤い下敷きを使用して暗記の勉強をした方が短期間で数多くの単語を覚えることができました。
韓国語会話
覚えた単語を使って自分で文章を組み立てていくと、自分に何が足りなくて、どんなことを中心に勉強すれば良いのかが少しだけわかってくるんです!
韓国語の授業の始まりはレッスン内容に入る前に毎回5分ほど今週どんなことがあったか先生と韓国語で会話をしていました。その会話をするためにどんなことを話そうか自分で文章を考えます。
知っている範囲の文法を使う
単語はまだ習っていないものがあっても調べて会話に取り入れてOKです。文法はしっかり学習してから使った方が理解度も高まります。
もし表現したい文法を知らない場合、細かいニュアンスなどはその都度先生に質問して聞いていましたよ。
また韓国語の先生と会話をすることを想定して自己紹介など自分の伝えたい表現は、教科書からの使えそうな文章を丸パクリで覚えていました。

例えば、
저는 3년 정도 한국어를 공부했지만 잘 말할 수 없습니다.
私は3年ほど韓国語を勉強していましたが、上手く話せません。
このような感じでなんでもいいので自分がスラスラと話せる文章をいくつかレパートリーを持って覚えるようにしていました。私は出張先のちょっとした会話の中で使ってみましたよ!
一番韓国語が身につけられるのは実際の会話です。とにかく韓国語をたくさん話す練習は多ければ多いほど良いんです。
私が韓国出張に行くときには、必ず日本語ができる韓国人スタッフと一緒に同行していました。
ただ1度だけ、全く日本語が話せない韓国人スタッフとカタコトの韓国語の私の2人だけで2時間ほど行動を共にしたありことがました。

ドラマに出てきそうな可愛らしい韓国女子だったので、もっと話しをしてみたかったのですが、少ししか話せなくて残念な思いをしたことがありました。
韓国語初心者が目指すべき試験は何?
韓国語を習得していくうちに気になってくるのが、語学レベルの検定試験です。
韓国語には
・ハングル能力検定試験
・韓国語能力試験(TOPIK)
の2種類があり、英語で言えば英検とTOEICのような感じです。
ハングル能力検定試験
韓国語初心者が目指しやすい試験は「ハングル能力検定試験」です。1年に2回受験できるチャンスがあります。階級は5級、4級、3級、準2級、2級、1級で数字が小さいほど上級になります。
5級の受験目安
60分の授業を40回受講したレベルで、週1回の授業で1年弱の学習期間が必要になります。
4級の受験目安
60分の授業を80回受講したレベルで、週1回の授業で1年半ほどの学習期間が必要になります。
週1回の受講ペースだとハングル検定の5級でも1年ほどの韓国語の学習が必要になります。
あくまでも目安ですし極端な話、留学先の語学学校で1日4時間の授業を受ければ10日で5級を受験できるレベルまでいけるということです。
私の場合は、1週間に1度の授業を1年強終えたところでハングル検定5級を受験し合格しました。その半年後にはハングル検定4級を受験し合格しました。

4級から3級までの週1回の受講ペースだとさらに1年半ほど期間がかかりますので、私は韓国語能力試験(TOPIK)の受験に向けた勉強を始めましたよ。
韓国語能力試験(TOPIK)
TOPIKの階級は、TOPIKⅠ(1~2級 初級)・TOPIKⅡ(3~6級 中級、上級)
の2つに分かれています。合格点数によって級
が分かれます。
TOPIKⅠの2級レベル
約1500~2000語ほどの語集を用いた文章を理解できる語学力が必要になります。
試験当日は、事前に提出した自分の顔写真入りの受験票を机の上に置き、受験の際は身分証明書が必要だったりと他の検定に比べると厳格な印象でした。
リスニング40分、読解60分の試験で、問題文も全て韓国語で表記されています。マークシート方式なのですが、鉛筆ではなく当日用意されたペンを使用します。
修正したい箇所は修正テープを使用するので、修正テープを持参します。この受験のために使いやすい修正テープを調べ何本も買って準備をして挑みましたよ!

TOPIKⅠの受験は、私が週1回の授業の韓国語の勉強をし始めてから2年ちょっとのことで、ギリギリの点数で2級まで合格しました。
韓国語学習の初心者は独学でも可能なのか
もちろん独学での韓国語習得は可能です!
独学のメリットは初期投資が少ないことだと思います。韓国語のテキストや、ネット、YouTubeでも勉強法がたくさんあるので、やる気さえあれば独学でも全く問題ありませんよ。

なぜ私が独学を選ばなかったかというと、なんでも飽きやすい自分の性格をわかっていたので 途中で投げ出すことなく、しっかり話せるようになるまで続けたいと思っていたからです。
また仕事関係で日本語が堪能な韓国人を多く知っていました。日本語をペラペラに話せるようになるまでには、とても努力をしたんだろうなと常々感じていました。
だからこそ独学でどうにか話せる訳がないと思っていたので、私は独学で韓国語を勉強しようと思う選択肢がありませんでした。
しかし、韓国語がどんな感じかもよくわからないのにいきなりスクールに通うのに抵抗がある場合もありますよね。
YouTubeなどで韓国語がどんな語学なのかイメージをしてみたり、語学学校の体験レッスンを受けてから本格的に始めてみるのももちろんアリですよ!
まとめ
私が韓国語初心者から日常会話習得までできたのは、良い韓国語の先生に出会えたのはもちろん、やはり基本的に教科書の通り繰り返し学習したことが良かったと感じています。
けれども語学の習得スピードを上げられるのは韓国語で会話をすることです。
日本で韓国語を勉強しているより、実際に韓国に留学をして勉強をした方が早く習得できるのと同じなんですよね。
韓国語の覚え方も色々で私は独学で勉強することはありませんでしたが、最近は独学できる教材やコンテンツもたくさん揃っていますので、自分に合った韓国語の学習方法が見つけてみてくださいね!