私は3年間ほど、韓国語を習っていました。月に1回は韓国出張があり商品の買い付けでソウルの東大門市場を中心に回っていたので、実際にビジネスで使っている韓国語もよく聞いていました。
出張では、私たちと一緒に韓国人のエージェントさんがついて9割ぐらいの行動は共にして通訳をしてくれていたので、正直韓国語が全く出来なくても業務に不利なことは何一つありませんでした。
普段から日本語を話せる韓国人と接する機会も多く、日々努力をしている人たちを見て私はこのままでいいの?と自分自分に疑問に思ったことも韓国語を勉強するきっかけの一つになったんです。
実際に私が韓国語を学習して買い付けの時に役に立った経験から、初心者でも簡単な単語で伝える市場ですぐに使える韓国語フレーズを紹介していきます!
丸パクリOK!初心者でも市場で使える韓国語フレーズ
私はソウルの東大門市場を中心に商品の買い付けをしていました。日本人が買い付けをする際には完全個人で購入するのは難しく、現地の事情に詳しいエージェントを通した方がスムーズに購入ができます。
買い付けに行くと言っても韓国語が全く話せなくても大丈夫ですよ。
私がお世話になっていたエージェントさんは日本と韓国に会社を持つ社長だったことから常に忙しくしていました。
エージェントさんのスマホには日本と韓国の社員それぞれから頻繁に電話が掛かってきて、電話の度にエージェントさんが通訳できずに交渉がストップしてしまっていたんです。
その間の声かけを少しだけでも韓国語で言えるようになれば、仕入れの時間も少しは短縮できると毎回思っていました。

意外にもきちんと通じて感動した思い出があります。難しい韓国語は話せなくても、簡単な韓国語だけで意外と会話できるのでぜひ挑戦してみてくださいね!
以下に紹介する韓国語は私が仕入れの時によく使っていたものです。そのまま覚えて、使ってみましょう。
\ 市場で使える!韓国語フレーズ /
どんな色がありますか?
어떤 색이 있어요?
オットン セギ イッソヨ?
派手なカラーしか見本にない場合もあります。百貨店のお店と違って、1つのデザインで10色展開とかも珍しくありません。
黒はありますか?
까만 색은 있어요?
カマン セグ ニッソヨ?
까만の部分は色ですので、他の色に入れ替えて言うこともできます。
黒色 | 까만색 | カマンセㇰ |
白色 | 하얀색 | ハヤンセㇰ |
赤色 | 빨간색 | パルガンセㇰ |
青色 | 파란색 | パランセㇰ |
緑色 | 초록색 | チョロㇰセㇰ |
黄色 | 노란색 | ノランセㇰ |
文章にすると前後の単語によって発音が変わってきます。
「白色」なら「하얀색 ハヤンセㇰ」ですが、「白い色はありますか?」だと「하얀 색은 있어요? ハヤン セグ ニッソヨ?」になります。
文章にすると発音が「セㇰ→セグ」に変化しますが、細かいところは覚えるのが難しいので、
〇〇色はありますか? → 〇〇セグ ニッソヨ?と覚えましょう!
ないです
없어요.
オプソヨ
없어요.これは、ホントによく聞きます!
自分から言うことはあまりないかもしれませんが、結構な頻度で言われます。
服市場でも生地市場でもアクセサリー市場でも、サンプルがあっても商品がなかったり、数枚しかなかったり、とさまざまな理由ですが、結構言われますので、覚えておいてくださいね!
これ見せてください
이것 보여 주세요.
イゴ ポヨ ジュセヨ
手に取ってみたい時に使います。プリント部分はどんな素材か?服の生地はどんな手触りか?など。
あれ見せてください
저것 보여 주세요.
チョゴ ポヨ ジュセヨ
同じく手に取りたい時に使います。「あれ」なので少し離れたところの場合はこの表現にしたいですね。
これください
이것 주세요.
イゴ ジュセヨ
市場ではもちろん、観光などのお買い物のシーンでも使えますね。
市場では
市場の各店舗は6〜8畳ぐらいのお店の広さで、所狭しと商品が並んでいます。お客さんはお店の中に入らず、通路で交渉をするんですよ!
一つのフロアに並んだお店を一つずつ歩きながらチェックして、気になったお店は足を止めて商品を見せてもらいます。
市場でのやり取りは難しい会話ではなく、比較的覚えやすく、短い言葉で返していました。

エージェントさんとお店の人の言ってることは少しだけわかって頷いたり相槌を打っていると、お店の人は大体私にも韓国語で話しかけてきて「일본인으로 보였다.日本人だと思った」と言われることも多かったんですよね笑。

まあそうですよね、韓国語がわかるんだと思って話掛けたのに「わかりません」って言われたら「え?」ってなりますよね笑。
教科書を目の前にした勉強と大いに違いがありますし、韓国語をマスターするのには まだまだ だと出張に行くたびに思うのでした。
出張で言えなかった言葉や、こんな表現を韓国語で言いたかったなと思う言葉は、後日韓国語のレッスンで先生に質問して教えてもらっていましたよ。
私の発音も聞いてもらい、何度も練習して次の出張の時には使ってみて...と少しずつ自分の話せる文章を増やしていました。
ここで紹介したフレーズはぜーんぶ丸パクリで使えますのでぜひ覚えてみてくださいね!
市場でのビジネス韓国語会話に役立った本
やはり勉強に役立ったのは、「カナタKOREAN」の韓国語の教科書です。
ビジネス会話に適した例文が多めですが、日常会話には少し硬いと感じるものも含まれます。
例えば金額が知りたいときは、「いくらでしょうか?」よりも「いくらですか?」の方がより馴染みのある敬語ですよね。
最初は堅苦しい言葉使いしかわからなかったので使っていましたが、段々と周りの人が使っている言葉を覚えて持ち帰り、韓国語の先生に質問して聞いてみたりしましたよ!
実際出張に持って行っていたのはビジネス会話の本ではなく観光向けの「ひとり歩きの会話集・韓国語」です。
観光用の本ですがシチュエーション別になっているので、「ショッピング」のシーンから市場でも使えそうな会話の例文や単語を見つけることができますよ。

私が韓国へ出張に行くときは外でスマホを使う機会がなかったため、ソウルの街中でもネットに繋がっていないスマホを持ち歩いていました。
万が一 自分一人がはぐれてしまった時のためにこの韓国語会話集があればなんとか会話ができると思って持っていましたよ。
実際にエージェントさんの後輩と私の2人でタクシーに乗って移動中に間違った場所で下車。しばらく違う街を彷徨って...なんてこと体験もしました。もしも一人だったら...と思うとやっぱり韓国語会話集などあると安心できますよね。
「ひとり歩きの会話集・韓国語」は、ダウンロード版もあるのであらかじめスマホにダウンロードしておくと荷物にもならずいいですよ!
まとめ
韓国語は日本語と似た単語がとても多いのに、普通のスピードの会話になると聞き取れないことも多いんです。
日本から買い付けに行く人も多いので、こちらが日本人だとわかれば簡単な日本語の単語を言ってくれる場合もあります。
でも せっかく行くからには簡単な韓国語を話してみると勉強になりますよ!
市場で買い付けに必要な会話は、簡単でシンプルな韓国語フレーズだけをまとめているので丸パクリして覚えて使ってみてくださいね!